「簿記の知識がまったくない主婦でも、3級なら独学で受かる?」
「家事やパートの合間に勉強して、本当に続けられるかな」
「せっかく取っても、再就職に役立たなかったらもったいない……」
そんな不安がある方へ。
結論からお伝えすると、簿記3級は知識ゼロの主婦でも独学で十分合格を狙えます。
私も主婦になってから簿記の勉強を始め、3級は市販のテキストと問題集を使って独学で合格しました。
勉強期間は約1か月半です。
ただし、簿記3級は「簡単だから、テキストを読めば受かる」という試験ではありません。
最初は「借方?貸方?」「どうして現金が右にくるの?」と、頭の中がハテナだらけになるのが普通です。私もそうでした。
大切なのは、最初から全部理解しようとせず、問題を解きながら少しずつ簿記のルールに慣れること。
正しい順番で勉強すれば、数字が得意でなくても大丈夫です。
この記事では、主婦の私が簿記3級に独学で合格した経験をもとに、次のことをわかりやすくお話しします。
- 主婦が独学で合格するまでに必要な勉強時間
- 知識ゼロから始める具体的な勉強方法
- 家事と両立しやすい2か月のスケジュール
- 独学で挫折しやすいポイントと対処法
- 3級だけでよい人、2級まで目指した方がよい人

読み終わるころには、「私にもできそう」「まず何をすればいいか」がはっきりしますよ。
この記事を書いている人
主婦になってから日商簿記3級に独学で合格。その8年後、オンライン講座を使って日商簿記2級に挑戦しました。試験範囲改定後の2018年11月・第150回試験(合格率14.7%)で、96点を取り一発合格。簿記をきっかけに、未経験から経理職へ再就職しました。
主婦でも簿記3級に独学で合格できる?

簿記3級は主婦でも独学で合格できます。
受験資格はなく、年齢や学歴、実務経験も関係ありません。
勉強を始めるまで「仕訳」という言葉を知らなかった方でも、基礎から順番に取り組めば合格を目指せます。
日商簿記3級は、商業簿記から3題以内が出題され、試験時間は60分。
100点満点中70点以上で合格です。
2026年4月~6月に実施されたネット試験の合格率は44.5%、2026年6月の統一試験(ペーパー試験)は33.8%でした。

「思ったより合格率が低い」と感じたかもしれませんね。
でも、ここで必要以上に怖がらなくて大丈夫!
簿記3級は、難しい数学を解く試験ではありません。
基本的な足し算・引き算・掛け算・割り算は電卓で計算できます。
合否を分けやすいのは、数学の得意・不得意よりも、次の3つです。
- 仕訳を繰り返し練習したか
- 問題を時間内に解く練習をしたか
- わからないまま途中でやめなかったか
つまり、きちんと勉強時間を確保して問題演習を重ねれば、知識ゼロからでも十分に手が届く資格です。
参考:日本商工会議所「簿記3級 試験科目・注意事項」「簿記 受験者データ」
主婦が簿記3級に独学合格するまでの勉強時間は約100時間
簿記を初めて勉強する方は、80~120時間ほどを見ておくと安心。
なかでも、ひとつの目安にしやすいのが約100時間です。
私の場合は約1か月半。
平日は1日2時間ほど勉強し、休日はできるだけ多く勉強時間にあてました。
ただ、家事やパート、子育て、介護などで、毎日2時間を取れない方も多いですよね。
無理に1か月で終わらせようとすると、予定どおり進まなかっただけで「私には向いていない」と感じやすくなります。
主婦が生活と両立しながら勉強するなら、2~3か月で考えるのが現実的かなと思います。
| 目標期間 | 勉強時間の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1か月 | 1日約3時間 | まとまった勉強時間を取れる人 |
| 2か月 | 平日1~1.5時間+休日2~3時間 | 短すぎず、集中力も保ちたい人 |
| 3か月 | 1日約1時間 | 家事や仕事と無理なく両立したい人 |
おすすめは2か月。
短すぎて追い込まれることもなく、長すぎて中だるみすることも少ないからです。
「毎日1時間も難しい」という方は、30分を2回に分けてもOK。
朝に仕訳を15分、家事が落ち着いたあとに問題を45分など、細切れでも積み上げれば立派な勉強時間になります。
詳しい日数別の組み方は「簿記3級の勉強スケジュール」でも紹介しています。
主婦が簿記3級の独学を始める前に決めること
いきなりテキストを開く前に、3つだけ決めておくと挫折しにくくなります。
受験日を先に決める
独学で一番むずかしいのは、勉強内容よりも「いつでもできる」と先延ばししてしまうこと。
まずは2~3か月先に仮の受験日を決めます。

現在の日商簿記3級には、主に次の2つの受験方法があります。
| 受験方法 | 特徴 | こんな主婦におすすめ |
| ネット試験 | 指定会場のパソコンで受験。会場ごとに設定された日から選べ、終了後すぐ合否がわかる | 家族の予定や仕事に合わせて日程を選びたい人 |
| 統一試験 | 年3回の決まった日に、ペーパー形式で受験 | 紙に書いて解く方が落ち着く人 |
ネット試験と統一試験は、合格後の扱いが同じです。
ネット試験も自宅受験ではなく、指定された会場で受けます。
主婦の方には、比較的日程を選びやすいネット試験が便利。
ただし、パソコン画面を見ながら電卓とメモ用紙を使うため、事前にネット試験対応の模擬問題で操作に慣れておきましょう。
参考:日本商工会議所「日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験について」
教材は受験日に対応した最新版を選ぶ
簿記3級の教材は、古いものを安く買うよりも、受験年度に対応した最新版を選ぶのがおすすめです。
特に、2027年4月1日以降の試験では出題区分が変わります。
2026年度中、つまり2027年3月31日までに受験する方は2026年度対応版を、
2027年4月1日以降に受験する方は2027年度の新しい出題範囲に対応した教材を選んでくださいね。
数百円を節約するために古いテキストを買い、試験範囲の違いを自分で調べるのはかなり大変!
初めて簿記を勉強する方ほど、最新版を選んだ方が迷わず進められます。
参考:日本商工会議所「2027年度適用の商工会議所簿記検定試験出題区分表等について」
使う教材を増やしすぎない
独学だと「このテキストだけで足りる?」「もっと評判のよい本があるかも」と不安になりがち…
でも、教材を次々と買い足す必要はありません。

基本は次の2冊で十分です。
- テキスト+基本問題集
- 本試験予想問題集または模擬問題集
私が使ったのは、要点が絞られていて問題も一緒に解ける『スッキリわかる日商簿記3級』です。
イラストが多い本、文章で丁寧に説明してくれる本など、わかりやすさの好みは人によって違います。
書店で数ページ読み、「これなら開くのが嫌にならなそう」と思える1冊を選べば大丈夫!
大切なのは、評判のよい本を何冊も持つことではなく、決めた1冊を最後までやり切ることです。
知識ゼロの主婦が簿記3級に独学合格した勉強方法
私が実際に行った勉強方法を、現在の試験に合わせてまとめると次の6ステップです。
- テキストをざっと1周する
- 基本問題を解きながらテキストに戻る
- 仕訳問題を毎日解く
- 苦手な問題だけを記録する
- 本試験予想問題・模擬問題を3回以上解く
- ネット試験を受けるならパソコン形式に慣れる
ステップ1.テキストをざっと1周する
最初は、テキストを完璧に理解しようとしなくて大丈夫です。
簿記は、最後まで学んでから最初に戻ると「あれはこういう意味だったのか」とつながることが多い科目。
わからない言葉が出るたびに止まってしまうと、なかなか先へ進めません。
1周目は全体像を見るつもりで、わからない部分があっても読み進めます。

ここで避けたいのが、きれいなまとめノートを作ることです。
ノート作りは勉強した気分になりやすいのですが、簿記は実際に仕訳や計算をしないと点数につながりません。
覚えておきたいことはテキストの余白に短く書き込み、早めに問題演習へ進みましょう。
ステップ2.基本問題を解きながらテキストに戻る
テキストを1周したら、基本問題を解きます。
最初からスラスラ解けなくても普通。
わからなければ答えを見て、テキストの該当ページへ戻りましょう。
このとき意識したいのは、答えだけを覚えるのではなく、なぜその仕訳になるのかを自分の言葉で説明すること。
たとえば、商品100円を仕入れ、代金を現金で支払った場合は次のように仕訳します。
(借方)仕入 100 /(貸方)現金 100
「費用である仕入が増えたから左」「資産である現金が減ったから右」という理由まで確認します。
簿記には共通するルールがあります。
理由を理解できるようになると、丸暗記する量が減り、初めて見る問題にも対応しやすくなります。
ステップ3.仕訳問題を毎日解く
簿記3級では、仕訳が得点の土台になります。
仕訳があいまいなままだと、帳簿や決算書を作る問題でも手が止まってしまいます。
反対に、仕訳がスムーズにできれば、ほかの問題も理解しやすくなります。
おすすめは、1日10~15問を毎日解くことです。
まとまった時間がない日は、スマホの仕訳問題や小さな問題集だけでもOK!
料理の煮込み時間、家族を待つ時間、寝る前の10分など、短い時間と相性がよい勉強だと思います。
ステップ4.苦手な問題だけを記録する
私は、なかなか覚えられない仕訳だけを小さなノートに書き出し、スキマ時間に見返していました。
「租税公課」「貯蔵品」「減価償却累計額」など、日常ではあまり聞かない勘定科目も出てきます。
最初は覚えにくくて当然です。
ただし、すべてをノートに写す必要はありません。
- 2回以上間違えた仕訳
- 左右を反対にしやすい取引
- 解き方を忘れやすい問題
この3つだけを記録すれば十分。
ノートではなく、問題集の間違えたページに付箋を貼る方法でもOK。
自分の弱点だけを繰り返し見られる状態にすることが目的です。
ステップ5.本試験予想問題・模擬問題を3回以上解く
テキストと基本問題が一通り終わったら、本試験形式の予想問題や模擬問題へ進みます。
以前は「過去問題集を繰り返す」という勉強法が定番でしたが、現在は試験問題が原則として公開されていません。
そのため、今の出題形式に対応した本試験予想問題集や模擬問題を使う方が実践的です。
1回目は、時間を気にせず解き方を確認。
2回目は、60分を計って解く。
3回目は、本番と同じ順番・時間配分で70点以上を狙います。
間違えた問題は、解説を読んで終わりにせず、何も見ずにもう一度解き直します。
模擬問題で安定して80点前後を取れるようになれば、本番で少し緊張したりミスをしたりしても合格点を確保しやすくなります。
日本商工会議所の公式サイトにも簿記3級のサンプル問題があるので、現在の問題形式を確認するために、一度は見ておくのがおすすめです。
ステップ6.ネット試験を受けるならパソコン形式に慣れる
ネット試験では、画面上の問題を見ながら、勘定科目を選択したり金額を入力したりします。
簿記の内容を理解していても、画面とメモ用紙と電卓を行き来するだけで、最初は思った以上に時間がかかります。
本番前に、ネット試験対応の模擬プログラムを最低2~3回は使っておきましょう。
確認しておきたいのは次の点です。
- 金額を入力する操作
- 勘定科目を選ぶ操作
- 問題を切り替える操作
- メモ用紙の使い方
- 60分の時間配分
パソコン操作が苦手でも、練習すれば慣れます。
「簿記はわかるのに入力で焦った」という事態を防ぐための練習です。
主婦向け|簿記3級に2か月で合格する独学スケジュール
ここでは、知識ゼロから2か月で合格を目指す例を紹介します。
| 期間 | 学習内容 | 目標 |
| 1週目 | テキスト前半+基本問題 | 簿記の5要素と仕訳の基本を知る |
| 2週目 | テキスト後半+基本問題 | まず最後まで1周する |
| 3週目 | 仕訳を重点的に反復 | 基本仕訳を自力で解けるようにする |
| 4週目 | 帳簿・決算問題を反復 | 解き方の流れを理解する |
| 5週目 | 苦手分野のやり直し | 同じミスを減らす |
| 6週目 | 本試験予想問題1~2回目 | 問題形式と時間配分を知る |
| 7週目 | 本試験予想問題3回目以降 | 60分で70点を超える |
| 8週目 | 間違えた問題だけ復習 | 80点前後を安定して取る |
予定どおり進まない週があっても大丈夫です。
忙しい日は仕訳を5問だけ。
余裕のある日に30分追加する、このくらいの調整で十分です。
独学を続けるコツは、「毎日完璧にやること」ではなく、勉強を完全にゼロにする日をできるだけ減らすことですよ。
主婦が簿記3級の独学で挫折しやすい5つの原因
最初から全部理解しようとする
簿記は、初めの数章が一番わかりにくく感じることがあります。
借方・貸方に慣れていない段階で完璧を目指すと、同じページから進めなくなります。1周目で理解できないのは当たり前。まず先へ進み、問題を解きながら戻りましょう。
テキストを読むだけで問題を解かない
読んでわかったつもりでも、実際に問題を見ると手が動かないのが簿記です。
勉強時間の目安は、インプット3:アウトプット7。読む時間より、手を動かして解く時間を多くしてください。
教材を何冊も買ってしまう
本を変えると、用語や説明の順番も少し変わります。
かえって混乱し、「どれも中途半端」になりやすいです。
まずは1シリーズに絞り、最低3周してから追加教材を考えましょう。
試験日を決めずに勉強を始める
「理解できたら申し込もう」と考えていると、いつまでも受験できません。
受験日を先に決めると、「今週はここまで」と逆算できます。
ネット試験なら日程を選びやすいため、2か月先をひとまず目標にするのがおすすめです。
家事が落ち着いてから勉強しようとする
家事は、探せばいくらでも出てきますよね…
全部終わってから勉強しようとすると、疲れてテキストを開けない日が増えてしまいます。
「朝食の片づけが終わったら30分」「夕食を作る前に仕訳10問」といった感じで、時間と行動をセットで決めておくといいです。
家事のスキマに勉強を入れるというより、先に勉強時間を予約しておくイメージです。
もし今すでに「難しい、もう無理かも」と感じているなら、「簿記3級が難しいと感じる理由」と「簿記3級に落ちる人の共通点」も参考にしてください。
簿記3級の独学に向いている主婦・向いていない主婦
簿記3級は独学できる資格ですが、すべての人に独学が一番よいとは限りません。
独学に向いている人
- 2~3か月、週8~12時間ほど勉強できる
- わからないことをテキストや動画で自分で調べられる
- まずはできるだけ費用を抑えたい
- 簿記3級だけを目標にしている
- 自分で受験日と学習計画を決められる
通信講座も検討した方がよい人
- テキストを読んでも仕訳の考え方がまったくつかめない
- 過去に独学で始めたものの、途中でやめた経験がある
- 勉強できる期間が短く、遠回りしたくない
- わからない部分を質問したい
- 最初から簿記2級まで取得するつもりでいる

独学が偉くて、講座を使うのが楽ということではありません。
大事なのは、無理なく続けて合格すること。
2週間ほど独学してみて、ほとんど前へ進めないようなら、無料講義や通信講座を試してから決めても遅くありません。
今は、教室へ通う講座だけでなく、スマホで短い講義を見られる比較的リーズナブルな講座もあります。
費用を抑えたい方は「簿記3級の安い通信講座」で比較しています。
簿記3級の独学にかかる費用
簿記3級を独学する場合、教材費は3,000~5,000円ほどが目安です。
| 項目 | 費用の目安 |
| テキスト・基本問題集 | 1,500~2,000円前後 |
| 本試験予想問題・模擬問題集 | 1,500~2,000円前後 |
| 受験料 | 3,300円 |
| ネット試験の事務手数料 | インターネット申込は550円 |
私が3級を受けたときの教材費は、テキスト・問題集と過去問題集を合わせて約3,000円。
受験料まで含めても1万円以内に収めやすく、主婦が始めやすい資格だと思います。
なお、ネット試験は申込方法によって事務手数料が異なるため、最新の金額は、受験する会場や日本商工会議所の案内で確認してくださいね。
簿記3級は主婦の再就職やパートに役立つ?
簿記3級を取っただけで、必ず経理の仕事に採用されるわけではありません。

ここは期待させすぎず、正直にお伝えしておきたいところです。
それでも、簿記3級には次のメリットがあります。
- 履歴書に書ける資格が増える
- 経理補助や会計入力などの求人に応募しやすくなる
- ブランク中も勉強していたことを伝えられる
- 会社のお金の流れや決算書の基本がわかる
- 簿記2級へ進むための土台になる
特に、何も資格がない状態で再就職に不安を感じている主婦にとって、「自分で決めて勉強を続け、合格した」という経験は自信になります。
私も簿記を取得したことがきっかけで、未経験から経理職へ再就職しました。
ただし、経理への再就職を本気で目指すなら、3級をゴールにせず、2級まで取ると応募できる求人の幅は広がりやすくなります。
3級は意味がないのではなく、仕事につなげるための入り口と考えるのが現実的だと思います。
簿記2級も目指すなら3級は独学でいい?
簿記2級まで考えている場合も、3級だけ独学することはできます。
ただし、次のどちらに当てはまるかで選び方を変えるのがおすすめです。
まず3級だけ取りたい人
市販教材で独学し、合格後に2級へ進むか考えれば大丈夫です。
家計や仕事に役立つ知識を身につけたい、勉強そのものが久しぶりで続けられるか試したい、という方は、3級から小さく始める方が負担は少なくなります。
最初から2級を取り、経理の仕事につなげたい人
3級と2級をセットで学べる通信講座も選択肢に入ります。
私自身、3級に合格してから2級を受けるまで8年空きました。
いざ2級を勉強しようとしたときには、3級の知識がかなり抜けていて、思い出すところからやり直すことに。
簿記2級は、3級の商業簿記に加えて工業簿記も学びます。
難易度も勉強量も一気に上がるため、3級の知識が残っているうちに続けた方が効率的。
「いずれ2級も」と決めているなら、3級合格後すぐに2級へ進みましょう。
私は2級ではオンライン講座を利用し、96点で一発合格できました。
問題の解き方や時間配分、試験で狙われやすい部分を順番に教えてもらえたので、独学より迷う時間が少なかったと感じています。
2級まで目指す方は「簿記2級の通信講座ランキング」と「簿記2級の独学で挫折しやすい理由」も参考にしてください。
初心者で「途中でわからなくなるのが怖い」
→クレアール
忙しい・勉強時間を作れるか心配
→スタディング
WEBだけでは不安・紙でも勉強したい
→フォーサイト
講座はこの3つを中心に考えれば、かなり選びやすくなると思います。
主婦の簿記3級独学でよくある質問
40代・50代の主婦でも簿記3級に合格できますか?
年齢に関係なく合格を目指せます。
久しぶりの勉強で覚えるのに時間がかかると感じる場合は、1か月の短期合格にこだわらず、2~3か月かけて反復しましょう。
年齢よりも、仕訳と問題演習を繰り返せるかの方が大切です。
数字や数学が苦手でも大丈夫ですか?
大丈夫です。
簿記3級で必要なのは、主に基本的な四則演算です。
計算には電卓を使えます。
複雑な数学よりも、「どの勘定科目を使い、左右のどちらに書くか」という簿記のルールを理解することが重要です。
1日何時間勉強すれば合格できますか?
2か月で合格を目指すなら、平日は1~1.5時間、休日は2~3時間ほどが目安です。
3か月なら、1日1時間ほどでも約90時間になります。
毎日同じ時間を取れなくても、1週間単位で8~12時間を確保できれば進めやすいです。
1か月でも独学で合格できますか?
毎日3時間前後を確保できれば可能です。
ただし、家事や仕事と両立する主婦には少し慌ただしいスケジュールです。
初めて簿記を学ぶ方は、2か月ほど取った方が焦らず問題演習を増やせます。
テキストだけで合格できますか?
テキストを読むだけでは合格は難しいです。
テキストと基本問題が一体になった教材に加えて、本試験形式の予想問題や模擬問題を用意しましょう。
ネット試験を受ける場合は、パソコンで解く模擬問題も必要です。
ネット試験と統一試験はどちらが簡単ですか?
日本商工会議所によると、出題範囲や難易度は同じです。
日程を選びやすく、すぐに合否がわかる点ではネット試験が便利です。
一方、パソコン入力が苦手で紙の方が解きやすい方は統一試験が向いています。
合格後の資格の扱いは同じです。
簿記3級だけでも履歴書に書けますか?
日商簿記3級は履歴書に書けます。
経理補助や事務パートへの応募で、会計の基礎を学んでいることを伝えられます。
ただし、資格だけで採用が決まるわけではありません。
経理職を強く希望する場合は、2級やExcel、会計ソフトの基本操作も身につけると選択肢が広がります。
まとめ|簿記3級は知識ゼロの主婦でも独学で狙える
簿記3級は、知識ゼロの主婦でも独学で合格を目指せます。
最後に、合格までのポイントをもう一度まとめます。
- 勉強時間は約100時間、期間は2~3か月が現実的
- 教材は受験日に対応した最新版を選ぶ
- 教材を増やさず、1シリーズを繰り返す
- ノート作りより、問題を解く時間を増やす
- 仕訳は毎日少しずつ反復する
- 本試験予想問題・模擬問題を最低3回解く
- ネット試験を受けるならパソコン操作にも慣れる
最初は、借方と貸方の違いさえわからなくて当たり前です。
私もそこから始めました。
それでも、問題を解いて間違え、テキストに戻ることを繰り返すうちに、少しずつ簿記の全体像が見えるようになりました。
まず今日やることは、受験日を仮に決めることと、自分に合いそうな最新版のテキストを1冊選ぶこと。それだけで十分です。
3級合格は、ゴールというより新しい働き方や自信につながる最初の一歩になります。
焦らず、でも先延ばしにせず、できるところから始めてみてくださいね。



