簿記検定で使えるおすすめ電卓を教えてほしい!
この記事では簿記3級・2級・1級におすすめの電卓を徹底まとめ。
実体験から簿記のおすすめ電卓を厳選して紹介します!
前提として、簿記検定の電卓は絶対に妥協してはいけません。
日商簿記を受けるにあたって、電卓は簿記の大切な相棒。
使う電卓によって勉強のはかどり方も、点数も変わります。
本当は合っていたのに、電卓で計算ミスなんて悲し過ぎますよね。
そんなことがないようにまずは簿記のおすすめ電卓の選び方を押さえましょう!
基本的に、簿記や税理士・会計士・経理で使う電卓はカシオかシャープが定番です。
その中でも特に簿記検定おすすめ電卓はこちら。
- カシオ『JS-20WK 』
- シャープ『EL-N942-X』
- シャープ『 EL-VN82』
記事内で詳しく解説していきますので、参考にしてくださいね。
✅この記事を書いているのは…
合格率14.7%の第150回日商簿記2級を受験。
96点(仕訳1問間違えた)で一発合格。
今は経理事務をしています。
簿記検定におすすめの電卓を合格経験をふまえて3つ厳選・選び方
簿記検定の電卓選びのポイントは以下の5つです。
- 日商簿記検定で使用できる電卓を選ぶ
- 12ケタの電卓
- 手のひらサイズ
- 滑り止め付き
- キーロールオーバー機能付き
出来れば、さらにサイレント機能も付いていると良いね!!
日商簿記検定で使用できる電卓を選ぶこと
まずは、日商簿記検定で使用できる電卓を選びましょう。
計算器具(そろばん、電卓)を使用しても構いません。
ただし、電卓は計算機能(四則演算)のみのものに限り、例えば、以下の機能があるものは持ち込みできません。
- 印刷(出力)機能
- メロディー(音の出る)機能
- プログラム機能(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)
- 辞書機能(文字入力を含む)
(注)ただし、次のような機能は、プログラム機能に該当しないものとして、試験会場での使用を可とします。日数計算、時間計算、換算、税計算、検算 (音の出ないものに限る)
試験会場に持ち込めない電卓があるんだ…知らなかった。
通常の電卓であればほとんどの電卓が持ち込み可能。
しかし以下の4つの機能が付いているものは持ち込みできません。
- 印刷(出力)機能
- メロディー(音の出る)機能
- プログラム機能(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式記憶機能付き電卓)
- 辞書機能(文字入力を含む)
です。
12桁の電卓を選ぶこと
簿記検定では、億単位の計算問題が出題されるため、電卓で計算できる桁数が少ないと、回答に支障をきたします。
多くは10桁の電卓でも間に合うのですが、12桁電卓を準備しておけば、万が一の場合でも焦らずに済みます。
また、簿記資格取得後、経理関係の仕事に就く場合も12桁の電卓を選んでおけば間違いナシです。
手のひらサイズを選ぶこと
電卓は小さすぎない、大きすぎない、手のひらサイズを選びましょう。
手のひらサイズの電卓でブラインドタッチできるぐらい電卓に慣れることで
ミスなく早く計算できるようになります。
私は簿記3級の時に、小さい電卓を買いましたが、キーの押し間違いが多発しました。
だからといって、大きければいいというものでもありません。
知り合いはレジのような大きい電卓を購入していましたが、試験会場の机が狭すぎて苦労していました。
検定会場が高校などの場合、高校生用の小さな机で受験することになり、問題用紙や計算用紙、回答用紙で置き場所に困ることになります。
滑り止め付きを選ぶこと
電卓に慣れてくると、手元を見ずにキーを叩けるようになってきます。
裏に滑り止めがついていない電卓を使うと、電卓が滑ってしまうことがあります。
簿記検定はたくさんの計算をするので、電卓が滑って集中できないなんてことが無いように滑り止めのついた電卓を選びましょう。
キーロールオーバー機能付きを選ぶこと
特に簿記2級になってくると計算量が圧倒的に増え、早く正確に打つことが合否に直結します。
正確に早く打つために欠かせない機能が「キーロールオーバー機能」です。
キーロールオーバー機能ってどんな機能なの?
例えば、キーロールオーバー機能が無い電卓で『789』と早打ちした場合、『79』という表記になってしまいます。(8が認識されない)
しかし、キーロールオーバー機能が付いた電卓なら、
7を押して指が離れきる前に次の8を押してもしっかり認識できるため
早打ちによる計算ミスを防ぐことができるのです。
さらに、打鍵音が静かな「サイレント機能」が付いていると落ち着いて勉強できるよ。
簿記検定におすすめの電卓
簿記検定や会計関係におすすめ電卓はこちらです。
- カシオ『JS-20WK 』
- シャープ『EL-N942-X』
- シャープ『 EL-VN82』
カシオ『JS-20WK 』
カシオ『JS-20WK 』は、簿記検定受験者、また経理担当者にも人気の電卓です。
この電卓の打鍵感は他の電卓と全く違い、かなり正確に打鍵できます。
もちろん、早打ち機能もサイレント機能もついています。
ただ…カシオ『JS-20WK 』は安くありません。
(Amazonであれば、メーカー価格より多少安く購入することができます)
とはいえ、使い心地はお値段以上。
しかも素敵な電卓なので、勉強のモチベーション維持もできます。
同じ電卓が欲しくて色違いを購入。
10年前は1万円以上した電卓が今では6千円ちょっと…
キータッチが少し軽く感じますが、このカラーは気持ちが上がります(^◇^)
辛い試験勉強のモチベーションを維持すべく明るい色の電卓購入です。
(出典:Amazon)
カシオ製の使い勝手の良さは言うまでもないですが、反応の良さや指が滑らない、押しやすくキー音も静かです。
電卓の色は黒っぽいのが普通、この明るい色は驚きでした、薄いピンク色
使っていて気持ちも明るくなりそうです。電池も交換できるし、きっとこれからも長く使えそうです。
検算のキーはたまに使っています、大きな桁数や連続での計算をした時
の再確認に、入力ミスが分かりやすいと思います。(出典:Amazon)
シャープ『EL-N942-X』
こちらの電卓も簿記検定から実務まで万能に使えます。
キーを底まで押さなくても、軽めのタッチで正確に入力可能。
押したキーが戻らないというストレスも皆無で、打鍵音もとても静か。
キーのサイズが大きいため、早打ちをしても、端を打ってもきちんと入力できます。
価格も3,000円台なので、コスパの良い電卓です。
タイトル通りで、これまでの電卓はもたもたしていていると、液晶の表示が消えてしまい落ち込むことがあったのですが、このEL-N942CXはコンマのキーに「続行」という機能があって、液晶が消えた後もこれを押すと復活します。調べた結果、今のところこの電卓にしかこの機能がないと思います。
左手打ちなので、数字が左下にまとまっているのが安心できるし(ナイスサイズタイプの場合。セミデスクタイプは配列が違うので注意)、CMとRMが独立キーだし、文句なしです。
以前チルトタイプも使ったことがありますが、チルトでなくても、慣れれば案外気にならないことを知っているので私としては気にならない部分です。
多少厚みを感じますが、前に使っていた薄手の電卓は、仕事でよく書類に埋もれたり資料に挟まったりして探しているうちに机から落下させることがあったので、却ってこのぐらい存在感があってもいいかなと思っています。
(出典:Amazon)
シャープ『 EL-VN82』
50周年記念で発売されたシャープの電卓です。
光沢が綺麗なアルミパネルで、「シャンパンゴールド」「ディープブルー」「ブラウン」「エレガントピンク」の4色展開!
【出典:アマゾンより】
大きな液晶画面で好きな角度に調節できるチルトディスプレイタイプ。
数字がはっきり見える点も好評です。
もちろん、早打ち機能も搭載で価格も2,000円台という安さも魅力!
費用を抑えて簿記にチャレンジできる電卓です。
カラーバリエーションがいいですよね!簿記の勉強もモチベーションが上がりそう。
経理事務士の勉強するために使いました。
デザインと他の電卓では見ない色が気に入り購入しました。画面が大きいこととアンサーチェックの機能が使い勝手が良いです。
数字を打つタイピング音は少し大きいかもしれませんが、勉強に集中すれば気になりません。電卓を選ぶ際は、誤った数字を消すボタンと0のボタンが自分の使い勝手に合うか試してから購入すると良いと思います。
(出典:Amazon)
10年前に購入した電卓が壊れたので購入しました。
選んだポイントは、12桁表示出来る事。0″ゼロ”キーの場所、液晶の見やすさ、ボタンの軽いタッチ感でした。
これまで仕事で使用してきた電卓はシチズン製で、表示した数字を相手に見せるときに調度いい大きさの液晶でした。ただ、何しろ大きい。
キーストロークは昔の電卓ですのでなかなか深いですが、軽めのタッチで、押したボタンが反応しないといったことはありませんでした。
20年使っていても、かさばることを除いて不満のない電卓でした。このシャープ製の電卓は、それら全てのポイントを満たし、見た目も大好きなブルーで満足のいく製品でした。
キーストロークについても節度があり、タッチ感もいいです。
早押しするような使い方をすることはありませんが、そのような使い方をされる方にも満足できる商品かと思います。同じ職場でブラウンを購入してる人がいたので見せてもらいましたが、落ち着いた素敵な色で、こちらもアリだなと思いました。
(出典:Amazon)
簿記電卓「カシオ JS-20WK 」がおすすめの理由
簿記検定おすすめ電卓から私が最終的に選んだ電卓。
それは「カシオの JS-20WK 」です。
価格的には安くはありませんが、経理でも使用する予定だったので長い目で見て購入。
結果、購入して本当に良かった電卓で、勉強もしやすかったですし、打ち間違いのミスがかなり減りました。
でもこの電卓で勉強したおかげで、安心して本番を迎えることができたと言っても過言ではないです。
勉強のテンションがあがるようにピンク色を選びましたが、もちろん定番の色もあります。
シンプルで上品なデザイン・打ちやすい
高いだけあって、電卓の色合いも上品。
デザインもシンプル。
キー配列や形状が工夫されている電卓なので、とにかくキーが打ちやすい!!
キーの大きさ、キーの配置も抜群にいい!
簿記友達にその電卓使わせてとよく言われたよ。
静音設計(サイレントタッチキー)でタッチ音が響かない
3級の試験を受けた方ならわかると思いますが、簿記の試験中、電卓の音が響き渡ります。
3級受験時、電卓をたたき割るんでないかというくらいの力でたたいている受験生の横の席になってしまい、気が散り、大迷惑だった記憶があります。
それでなくても、電卓の「カチャカチャカチャカチャ」って音は、気になりだすと耳障り…。
逆に「自分の音が周りの迷惑になっていないかな」とか考えちゃったりすることも。
しかし、このカシオの「JS-20WK」は、静音設計なので、カチャカチャ音はしません。
キー自体も、滑りにくいです。
また電卓の裏には、大型ストッパー4個が付いているので、机の上でも紙の上でも安定感抜群。
まわりを気にすることなく、勉強、試験だけに集中できるよ。
キーロールオーバー機能で早打ちも正確にできる
簿記2級の勉強を開始したばかりのころは、2,000円くらいのカシオ電卓を使用していました。
しかし、早打ちをすると一瞬テンポが遅れて表示されるんですよね。
簿記2級は3級に比べ、数字の桁数も増え、計算量も圧倒的に増えます。
この一瞬の表示遅れで、計算を間違えたり、イライラすることが多くなりました。
しかし、このカシオ「JS-20WK」の電卓は、キーロールオーバー機能(早打ち機能)がしっかりついています。
キーを離す途中で、次のキーを押しはじめてもきちんと入力可能!
結果計算も早くなるし、正確に答えを導きだすことができるのでストレスも無くなりました。
計算スピードって重要だよね。
キーの数字はプリント印刷ではないので消えない
長く電卓を使っていると良く使うキーの数字がはげてきてしまいます。
しかし、このカシオ「JS-20WK」の電卓はキーの数字がプリント印刷ではありません。
数字が消えない2色成型樹脂キーなので、数字がはげてきてしまうことがありません。
半永久的に使えるというわけです。
今も仕事で愛用しているよ。
この電卓だと計算ミスしにくから安心して仕事できるんだ。
高い電卓ですが、この電卓さえあれば、あとは自分の簿記の実力をつけるだけ!!
検定でしっかり実力発揮できますよ。
簿記におすすめの電卓:まとめ
- カシオ『JS-20WK 』
- シャープ『EL-N942-X』
- シャープ『 EL-VN82』
簿記検定のおすすめ電卓は、上記の電卓で決まりです。
簿記のおすすめ電卓を調べると、たくさんの電卓が紹介されていて、結局どの電卓を選べばいいか迷いますよね。
しかし、簿記検定のおすすめ電卓なら、この3つの電卓から選べば間違なしと自信をもって言えます。
電卓は、これから始まる数カ月に及ぶ簿記の勉強の相棒です。
満足いくものを選んで、勉強に集中していきましょう!