
簿記2級に不合格だったよ。
簿記2級に不合格でショック・・・もう簿記の勉強したくないよ・・・
このような方に向けて書く記事です。
この記事がおすすめの方
- 簿記2級に不合格だった方
- 簿記2級になかなか合格できない方
- 簿記2級を諦めようと思っている方
✅この記事を書いている私はというと・・・
私は、範囲改定後の合格率14.7%第150回日商簿記2級を受験。
96点(仕訳1問間違い)で一発合格できました。
勉強方法は市販本と簿記オンライン講座の併用です。

簿記の記事を見ていると、合格の証拠がない記事も多いため、証書を貼っておきますね。
>>公式ページ:簿記オンライン講座スタディング
あんなに簿記2級の勉強を頑張ったのに不合格か・・・とショックを受けている人も多いでしょう。
昨今の簿記2級の試験は昔とは違いかなり難易度が上がっています。
簿記2級は合格するのが当然な試験ではなく、しっかりとした勉強の積み重ねが必要な資格です。
もう簿記2級諦めようかななんて思う必要はないです。
何度でも挑戦しましょう!

簿記2級をここで諦めたらもったいない!
簿記2級は価値ある資格だよ。
実際簿記2級を受験した私が、簿記2級に不合格だった方に再受験に向けた6つのアドバイスをまとめます。
簿記2級に不合格だった方へ6つのアドバイス!
簿記2級不合格か・・・今ショックを受けている方もいるかもしれません。
一緒に勉強していた人は合格していた、Twitterでやり取りしていたあの人は自己採点90点だって・・・
昔なら見ることがなかった他人の状況が嫌でも見える時代です。
しかし、他人が気になって余計な感情が浮かぶくらいなら、SNSは閉じてください。
資格試験後の時間は他人と比較する時間ではなく、自分と向き合う大切な時間です。
- 簿記2級に再挑戦する?
- 簿記2級はもうあきらめる?
- 簿記2級はもういらない?
- 簿記2級にやっぱり合格したい?
自分と向き合えば、自分の正直な気持ちに気が付くはず。
私自身、本当は簿記2級の資格が欲しくてたまらなかったのに、簿記2級持っている人がうらやましかったのに、8年近くその気持ちに向き合わなかったので・・・。

一言だけ言わせてほしい!
「今が一番知識もアウトプット経験も詰まった状態なので、ここで捨てるのはかなりもったいない!!!」
再受験をおすすめします。
マイナス感情を感じている今が大事!

簿記2級に不合格になってしまった・・・
今こんなマイナスの感情に支配されていませんか?
- 「悲しい」
- 「悔しい」
- 「空しい」
- 「あの時もっとこうすれば良かった」
- 「そもそも自分には簿記が向いていないのでは?」
- 「自分頭良くないし無理だ」
- 「疲れてやる気失った」など・・・
これは、大半の方が感じる当然の感情だと思います。
とはいえ、今まで簿記2級にそこまで真剣に取り組んでこなかった方だったら、落ちてもここまでマイナスの感情を感じていないでしょう。
ですので、今マイナスの感情が出ている方は、十分真剣に頑張ってきた方です。
こういった「マイナスの感情」を感じている方は立派なのです。

これから飛躍する前の助走みたいなもの。
まずは、頑張った自分をほめてあげてください。
マイナス感情から冷静になること
一週間だけ(期間を決めて)マイナスの感情にどっぷり浸りましょう。
しかし、ずっとこのマイナスの感情の波に飲まれているわけにはいきません!!
期間を決めてマイナスの感情を感じて過ごしたら、そのあと必要なのは「冷静になること」です。
そして、毎日の歯磨きと同じくらい淡々と勉強をしていくことです。
平坦な気持ちで次の試験までコツコツ積み上げしていきます。
勉強の量・質・方向性は間違えていなかったか見直すこと
冷静になったら、まず今までの「勉強の量・勉強の質・勉強の方向性」は間違えてなかったか見直しましょう。
上記の記事にも書きましたが、自己流の勉強方法になんの疑問も持たず簿記2級に落ち続けてしまっている方もいます。
一度立ち止まって、自分の勉強方法に間違えはなかったのか?また足りていたのか?見直しは必須です。
それぞれ合格点に届かなかった理由がきっとあるはずですから。
「問題が解けた」で終わってはいけない(体系的に学ぶこと)
アウトプットで問題を解くときに、「解けた」「合っていた」で終わっていませんか?
私自身、上記の状態の時には、合格点微妙なラインでした。

運が良ければ合格点、ダメな時には合格点に届かないみたいな微妙な感じだった。
問題を解く➡解けた・合っていた➡(終了)
こんな感じの勉強を繰り返していても、本試験の緊張空間で確実に合格点をとるのは難しいかなと。
出題方法が少し変化するだけで解けなくなるのは、解けたで思考停止の勉強をしている場合が多いです。
私自身、体形的に学ぶことを意識しだしてから、常に安定して合格点が取れるようになりました。
体形的に学ぶこととは・・・
問題を解く➡解けた・合っていた➡(下記の例)
➡この問題重要ポイントはどこだろう?と思考する
➡出題者の意図は何だろう?(何を理解しているか確認しているのか)?と思考する
➡オペレーティング・リースの問題を解いたなら、ファイナンシャル・リースってどうだっけ?と確認する
➡売買目的有価証券の決算時の評価換えをしたのなら、満期保有目的債権の決算時ってどうだっけ?と確認する
➡消費税の税抜き方式の問題を解いたら、この場合の税込み方式だとどうなるかな?と確認する
と、総合的に確認しながら学んでいきます。
時間はかかりますが、一本の知識の糸が少しづつ太くなっていくような感覚になります。
知識の体系化とは?

「知識の体系化」とは、簡単に説明すると・・・
- 〇という知識はどこに位置付けられているのか?
- 〇は△と関連していることなのか?
- 〇と△の違いはどこなのか?
- 〇の知識はどこを理解していないのか?
- □との関連性は?
などがわかることです。
「知識の体系化」ができるようになると、
絡み合っている知識の全体像が地図を見るように理解でき、問題を処理できるスピードがアップします!!
実際、第150回の日商簿記当日も1時間半で解き終わり、30分ほど見直しをする時間が取れたのは、普段アウトプットする際、知識の体系化を意識した勉強をしていたからなのではと思っています。
知識や情報が、脳に論理的に関連付けされ、綺麗に整理された状態で脳に収めることは、
自分の頭から知識を出すときにもスムーズなのです。

整理されていないと、人にうまく教えることも難しいですよ。
勉強方法、スケジュールの見直しをすること
次の簿記の検定試験に向けて、勉強方法、スケジュールの見直しをしてから再スタートしましょう。
悔しいという感情に流されて、やみくもに勉強を開始するより、一旦勉強方法、スケジュールの見直しすることが大切です。
勉強スケジュールの見直し
例えば、2月の簿記2級検定に不合格。
次回、6月の検定に再チャレンジする場合は4ヶ月ほどあります。

私なら、このようなスケジュールを組むよ。
初めの2か月
- 今回不合格だった簿記検定を解き、分析する
- 自分が完璧な部分と理解不足の項目を「見える化」する(書き出す)
- 理解不足している部分を徹底的につぶす
- テキスト内容はほぼ頭の中に入っている状態にする
残りの2か月
- 過去問
- 予想問題などの実践的な問題
過去問、予想問題のうち、必ず毎日最低でも1回分の模試を時間を計ってやる。
➡つまり60回試験を受けているのと一緒。
勉強方法の見直し
市販本だけの独学であまり理解できない、本試験に全然太刀打ちできなかった場合は、
スクール、通信講座や、オンライン講座など利用し、一気に勉強方法、勉強環境を変えるのも手です。
プロの解説がすぐに聞ける環境、質問がすぐにできる環境が、合格への近道なのは間違いないです。
多少、お金がかかりますが、時間の節約、理解力が深まる、モチベーションの維持を考えればスクールなどを利用するのも無駄ではありません。
最近では、オンラインのリーズナブルな簿記講座も増えてきているので、自分の予算に合わせて受講してみるのもいいでしょう。
また、アウトプット不足の場合は、実践的な問題集を1冊加えるなど、ここで一旦勉強方法を整えましょう。
公式ページ>>スタディング 簿記講座
簿記の悩みは簿記でしか解決できない
「簿記がわからなくて楽しくない」「簿記が理解できない」「簿記が全然解けない」
こういった簿記の悩みは、テレビを見ていても、ゲームをしていても、スマホをいじっていても解決しません。
「簿記の悩みは簿記でしか解決できない」のです。
そんなに勉強しなくても、運よく受からないかな~って、資格の勉強でこんな素敵な展開は起きません。
簿記の悩みを解決するには、ひたすら簿記をする、ひたすら解く、ひたすら手を動かすことです。
簿記の悩みを解決できた時には、どんな問題が来ても解けるので、楽しくてしょうがなくなっていますよ。
簿記2級に不合格だった方へ6つのアドバイス!まとめ

簿記2級に不合格だった方に再受験へのアドバイスをまとめます。
- マイナス感情を感じている今が大事!
- 一定期間マイナス感情に浸ったら、冷静になること
- 勉強の量・質・方向性は間違えていなかったか見直しをすること
- 「問題が解けた」で終わらない「体系的な勉強方法」に切り替えをすること
- 勉強方法・スケジュールの見直しをすること
- 簿記の悩みは簿記で解決すること
ぜひ諦めないで、再受験へ向けての準備を応援しています。

履歴書には、何回目の合格なんて書くところないんだよね!よし、もう一回やるぞ~!