
簿記に興味があるけど、年齢的にイチから簿記の勉強ってどうなの?
簿記2級の資格が欲しいけどもう年齢も年齢だし、なかなか新しいことは覚えられないよね。
この年齢で簿記を学ぶってどうなの?

こう思っている方いませんか?
簿記に興味があるのに、年齢を言い訳にして挑戦しないなんて本当にもったいない!
どんな年代、年齢でも、簿記の知識はあるに越したことはないですし
世の中の見方が変わりますよ。
✅この記事を書いている私は…
第150回合格率14.7%の日商簿記2級を受験。
勉強方法は、市販の本とスタディング簿記講座。
96点(仕訳1問間違えた)一発合格しました。
この記事を読めば、今すぐ簿記に挑戦したくなりますよ!
簿記を受験する年齢層は?30代・40代だからはただの言い訳だよ

私の簿記2級受験は30代後半。
簿記2級合格後は経理事務正社員で再就職成功!
参考までに私のスペックとしては、
- 現役時代には化学・数学はいつも赤点
- 大学受験失敗
- 普通高校(商業高校ではない)
- 芸能人の名前はほとんど忘れる
- 日常の物忘れがひどい(若年性アルツハイマーかと真剣に調べた)
簡単に書いて、こんな感じです。
私自身、簿記の勉強を始める前は、
「数字自体嫌いなのに無理でしょう…」
「30代で簿記の勉強する必要性ある?」
「30代から資格の勉強なんて絶対無理だよ」
こんなことばかり思っていました。
参考>簿記に数学は関係ない!数学苦手でも大丈夫な5つの理由!

でも、今はこう思う!!
- 簿記に年齢は関係ない
- 簿記は何歳からでも役に立つ
- 簿記は何歳でも覚えられる
何歳だからなんて言い訳でした。
簿記を受験する年齢層は?30代・40代の割合は?
私が受験した会場には、40代以降かなと思われる人が結構いた印象。
60代くらいの方も数人。
電卓ではなく、そろばんで受験している方もいました。

商工会議所が出している最新データをいろいろ探してみたんだけど、年齢に関するデータは第116回のものしかなかった…
商工会議所が発表した第116回簿記検定試験(6月10日)の年齢層データです。
受験者の年齢層を把握できている商工会議所のデータ(全体の44%)から
受験者の年齢層を分析した結果になります。
簿記1級
-20歳:11.9% 21-30歳:48.9% 31-40歳: 27.3% 41-50歳:8.5% 51-60歳: 2.7% 61歳-:0.7%
簿記2級
-20歳:14.7% 21-30歳:48.1% 31-40歳:26.2% 41-50歳: 8.2% 51-60歳: 2.6% 61歳- :0.2%
簿記3級
-20歳:16.1% 21-30歳:49.1% 31-40歳:24.2% 41-50歳:8.3% 51-60歳: 2.0% 61歳- :0.3%
このデータを見ると、簿記3級は30代・40代で32%、簿記2級も34%。
全体の3割は30代、40代が受験しています。

数年前のデータなので今は受験年齢層が広がっていると思われます。
大半の人は「できない理由」(言い訳)を探す

自分にもあてはまりますが、人は「できない理由」を探します。
簿記は気になるけど…なんだかんだ一歩が踏み出せずに先送りしたり、このままでいいかと思ってしまったり。
「年齢も年齢だしね」「時間がないし」「お金ないし」などなど。
無理やりできない理由(言い訳)を見つけて自分自身を納得させます。
「現状維持バイアス」の性質のせい

「現状維持バイアス」って聞いたことありませんか?
人は、無意識のうちに現状を維持しょうとする性質「現状維持バイアス」を持っています。
そのため、リスク(勉強は辛い、不合格になるかもなど)を避け、自分を守りたいという心理が働いています。
例えば、『簿記2級 30代』『簿記2級 40代』で検索した場合
無意識に自分が納得できる結果を探します。
①30代なら簿記2級の資格より実務経験の方が重要視される
↓
30代じゃ遅いし苦労してまで取る必要はないか(言い訳発見)
↓
自分を納得させる
②簿記2級を40代で受験している人が見つからない
↓
40代で簿記の勉強なんて遅いよね(言い訳発見)
↓
自分を納得させる
「現状維持バイアス」が働いていることで
無意識に言い訳に使える
自分が納得しやすい検索結果を無意識にフォーカスしているのです。
「現状維持バイアス」で間違った意思決定をしないこと
せっかく簿記に興味を持っているのに
「現状維持バイアス」によって間違った意思決定しないために…
誰でも「現状維持バイアス」という仕組みを持っていて、無意識にそれが働いているということを自覚しておくことが大切。
本当は簿記に興味がある➡とりあえずやってみよう!
簿記をやってみようか迷っている➡とりあえずやってみる!
このくらいシンプルに考えればいいと思います。
できる理由を考える

松下幸之助さんの名言!
「できない!➡どうすればできるか?に変換したらええんじゃよ」
まさにこれです。
年齢が上がれば、記憶力、体力が落ちるのは当然です。
だからできないではなく、どうしたらできるのか?

「できない理由」を探すのではなく「できる理由」を探すんだよ~!
- 社会経験で自己管理能力あり➡継続的・計画的に勉強できる
- 朝早く目が覚めてしまう➡ゴールデンタイムの早朝に勉強可能
- 記憶力が落ちた➡スケジュール管理し繰り返し勉強してカバー
自分は簿記や経理に関係ない仕事だから簿記はできないとうのは言い訳です。
いろんな年齢の方が受験するとはいえ、簿記受験生の多くは学生や20代。
学生は私たち以上に会社の取引のイメージはできません。
むしろ、何年も社会人をしている私たちの方が有利なんですよ。
年齢を重ねたなりのメリット「できる理由」を探し、勉強法を見つけましょう!
勉強は学生がするものではない!
勉強=学生がするものではありません。
いい大人が今更、勉強・資格なんて…勉強しなくても毎月お給料入るし…と思っていませんか?
大人になってから自己研鑽(じこけんさん)することで、仕事にもいい影響が出て楽しくなります。
今後、どんどん速く激しく変化する世の中、自分を磨く、スキル・能力をブラッシュアップさせていくことは必須!
年齢を言い訳にせず、ぜひ楽しんで挑戦してくださいね。
簿記の通信講座を利用するのも手
それでも、最近、新しいことが覚えられなくて自信がない。
簿記の勉強を始めたところで最後まで続けられるのかな…
勉強自体久しぶりで自分にできるかどうか不安、こんな方も多いですよね。
このような不安があるようでしたら、簿記の通信講座(または資格学校)を利用するのも手です。
今は昔と違い、リーズナブルで高コスパな講座が増えました。

一歩を踏み出しやすい環境が整っています。
はじめから最後まで1人で勉強し続けて合格レベルまで持っていくというのは、どんな勉強もなかなか大変なことです。
私も、簿記2級はスタディングというオンライン講座を利用したことで挫折せず効率よく勉強できました!
合格率が低かった簿記2級に一発合格できたのも、この勉強方法を選んだおかげと思っています。
おすすめの簿記講座は?

ちなみにおすすめの簿記講座は?
上記の記事にもまとめていますが、どこの講座(スクール)を選べばいいか迷っているようでしたら
この3つはチェック、比較してみてください。

3講座とも高コスパ講座です。
スタディング簿記講座は私が使った講座。
クレアール簿記講座はリベ大でもおすすめしている人気講座。
そしてフォーサイトは高い合格率を誇る講座。
カラーのテキストときれいな映像講義も好評です。
この3講座は、オンラインでも勉強できるため
家事や仕事、子育てと忙しい毎日を送っている方でも勉強しやすい環境が整っています。
スキマ時間も上手に利用できますよ。

気軽に無料で資料がもらえたり、無料体験講座もあったりするので、まずは一歩踏み出してみてくださいね。
ちなみに、どこの講座も勧誘などありませんでした。
簿記を受験する年齢層は?のまとめ
これから、簿記の勉強を開始しようとしている30代以上の皆さん!
年齢を理由に諦めようとしている方!

誰であっても、今の自分が一番若いんです。
年齢と経験をアドバンテージと考えて、簿記にチャレンジを!
ぜひ簿記の楽しさを味わってみてほしいな~と思います。